『昭和堂薬局』

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最近、爪が割れるんです

 少し前から爪が割れるんですよ。

 

 以前は、飲んでいた分子標的薬やチェックポイント阻害剤の影響で、髪の毛が細くなったり爪が割れたりしましたけど、手術前に飲むのを中止していたら、爪は割れなくなって伸びるのが速くなっていたんですけど…

 

 多分、手術の影響なんでしょうね。

 

 手術のストレスで血流が悪くなって、爪が弱くなったのが、爪が伸びてくることによって弱い部分が爪の先になってきたのかなぁ。

 

 活血薬を増やして血流を良くしているんで、その内に強くなるんでしょうけど、ダンボールのガムテープを剥がしただけで爪が割れるんで、困っちゃいます。

 

 冷えに気を付けていたら、むくみは元に戻ってきたので心臓への負担は軽くなっているんじゃないかと思っています。

 

 食欲もあるし、元気なんで何とか寒い時期をこのまま乗り切りたいですね。


昭和堂薬局 | 2025年11月24日

 

冬は腎の季節です。

 冬は五蔵の「腎」と関係が深い季節です。

 

 「腎」は生命活動を維持する為の「精」を貯蔵しています。

 

 人間が生きていく為の栄養物質でもあるので、腎を弱らせてしまう事はしたくないんですよ。

 

 身体を冷やしてしまう事も、腎のエネルギーである「腎陽」を損傷してしまうので気を付けたいですね。

 

 特に私は去年寒くなって具合が悪くなったので、今年は冷えない様に注意しています。

 

 また、腎の働きを助ける食べ物の代表は、おせち料理です。

 

 最近は、おせち料理を食べない人が増えましたが、お正月のお祝い料理でありながら、冬の養生食でもあるんですよ。

 

 寒い冬は、外出はやや控えめにして陽気を守り、お正月にはおせち料理を食べて腎の働きを助けましょう。


昭和堂薬局 | 2025年11月22日

 

本日、手術で取った癌の細胞診の結果を聞きに行ってきました。

 癌の種類は、淡明細胞型腎細胞癌でした。腎細胞がんで一番多いがんの様です。

 

 血管・リンパへの転移もなく完全に取りきれたようです。

 

 取り敢えず、現段階で継続治療の必要はなしと言ってもらいました。

 

 病院の薬は分子標的薬だけで、後は漢方薬などであれだけ小さくなったので、悪い癌ではないんじゃないかと思っていましたが、予想通りでした。

 

 但し、12月に入って血液検査とCTをやって、もう一度確認するようです。

(何か見つからないといいですが…)

 

 お腹に貼ってあったテープ類をはがしてもらい傷口が見えましたが、かなり小さいですね。
(今、傷口の痛みは殆んどないです。)

 

 腎臓を出したところで3㎝くらいしかないですよ。すごいですね!

 

 お腹の中で袋に入れて出すらしいんです。出してるときに破裂したら癌をばらまくことになりますもんね。

 

 手術の技術も進化していますし、癌に対するいい薬も出ています。

 

 もしかすると、もう少しで癌も怖くなくなるかもしれませんね。


昭和堂薬局 | 2025年11月10日

 

本日、11月7日は立冬です。

 大分寒くなってきましたねぇ。

 

 冬は厳しい寒さで陽気が抑えられ、陰気が盛んになる季節です。万物が静かに落ち着いている「陰」の季節は、早寝、遅起きをし、活発な活動でエネルギーを消耗することは避け、「蓄える」ことを第一にゆっくり過ごす季節です。

 

 また、冬の寒さは自然界の邪気「寒邪」となって身体に侵入し、さまざまな不調を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。寒邪の侵入によって身体が冷やされると、カゼ、関節の冷えや痛み、四肢の冷えなどの症状が現れます。

 

 去年、私は寒くなって、心陽虚になって大変つらい思いをしました。息切れ、だるさ、むくみがとてもひどく、病名は心不全でした。

 

 きっかけは、癌の薬かもしれませんが、循環器の薬や漢方薬も飲んでいましたが、中々回復せず、2月の立春を過ぎて、春めいた日差しになってやっと回復したので、今年は冷えないように注意しています。

 

 皆さんも、暖かい物を食べて、服装も暖かくして冷えないように養生しましょう。

 

 それでも冷える方は、扶陽の漢方薬で温めておきましょう。


昭和堂薬局 | 2025年11月6日

 

11月7日からもう冬

 11月7日(金)は立冬です。

 

 もう暦の上では冬になってしまうのです。
(今は土用です。季節の変わり目ですから、胃腸を労わりましょう。)

 

 最近、寒い日が続いていますね。(これからまだ暖かい日もあるかしいですけど…)

 

 私は、去年12月に具合が悪くなって、2月の立春過ぎたら体調が急激に回復してから寒さにとても敏感になってしまっています。(心陽虚だったんですが、寒い間は漢方だけでは回復できず、2月に自然界の陽気の力をかりて回復したのです。)

 

 退院してから、私が飲んでる漢方は、参茸丸(補腎陽、補気血)と田七です。腎陽(腎のエネルギー)を補って、消耗した気血を補って傷の再生を促すって感じです。

 

 腎陽を補っているので、冷えの予防でもあります。

 

 地球温暖化と言えども、冬に冷やすと良いことはないので陽気を補っているのです。

 

 さて、今年の冬は体調を維持できるかどうか🙏


昭和堂薬局 | 2025年10月26日

 

等々、癌とおさらば

 15日(水)に手術でがん細胞を腎臓ごと切除しました。

 

 去年の4月に発見されてから、約1年半いろいろ有りましたが、一旦おさらばです。

 

 入院は7泊8日

 

 手術の前日に入院して、午後からお腹の中を空っぽにする薬、2リッター飲むんですよ。キツかった。

 

 その後、更に下剤

 

 手術当日13時まで何してましたっけ⁉️

 

 13時にオペ室入ってすぐに意識がなくなり、気がついたら終わってました。4時間

 

 背中側から局所麻酔を入れて痛みをコントロールしていたので、何とか眠れました。

 

 しかし、事件が…

 

 16日から歩く様に言われて、看護師さんと歩こうとしたら、左足が痺れて上がらなかったんですよ。それを看護師さんが主治医に伝えると飛んできて局所麻酔の管を抜いたんです。

 

 神経に触っていたんでしょうね。

 

 痺れはそれで良かったんですけど、今度は患部の痛みが…

 

 昼過ぎにぬいたのに、痛み止めの内服薬が届いたのは夕方

 

 それまで苦しんで、出たーっと思ったらカロナール(これで効くのか?私は絶対、効かないと思っていました)

 

 そんなことはお構いなしに、17日からは食事が始まり、オシッコの管やお腹に入っていた管がはずされて、18日には、点滴もなくなり自由の身に…(風呂もOK、飲み物や食べ物の制限もなくなりました。)

 

 その頃には、痛みもだいぶ楽になっていました。

 

 日曜日は何もする事なく、月曜日には、血液検査とレントゲンで問題なし、午後の回診で退院許可が出て、21日(火)に退院しました。

 

 人間の体って凄い回復力なんだなぁっと思いました。 怒涛の1週間でした!


昭和堂薬局 | 2025年10月24日

 

ここまで来れました!

 先月、このコラムで癌がだいぶ小さくなった話はしましたが、今回はさらに、血管に浸潤していたのが無くなっていたのです。

 

 この血管への浸潤があった事で、摘出出来なかったんです。

(血管の処理が難しいらしいです。)

 

 という事で、今月いよいよガンとさようならです。

 

 これで完治ということのなるようです。

 

 元気になって帰ってきます。


昭和堂薬局 | 2025年10月1日

 

秋の花粉症の人がチラホラ

 秋の花粉症を訴える人がチラホラ出てますね。


 鼻炎だけ出てるならまだいいんですが、そうでもないケースも。


 交差アレルギーが色々言われていますが、秋はブタクサ。
 ※ヨモギもですね


 このブタクサと交差アレルギーがあるのが、メロン、スイカ、バナナ、キウイなんです。

 (メロン、スイカを今食べることはあまりないかのですが)


 健康のために果物とる人多いんですけど、アレルギーがある人は注意が必要です。


 意外と知らない人が多く、果物を食べた事によるアレルギーだと思っていないんですけど…

 

 仕事が忙しくて体が疲れている時などは、アナフィラキシーのなる人もいます。


 年末救急車なんて事も…
 (その人はキウイでした)


昭和堂薬局 | 2025年9月24日

 

何が効いてるんだろう?~前回の続きです~

 ここまでの経過を簡単に

 

 去年の12月に薬の副作用かわからないんですが、BNPという心不全の数字が異常値になりました。このことで、チェックポイント阻害を使ってくれなくなって、4か月間泌尿器科からの治療薬はストップしました。心臓が落ち着いたところでCTを取って腎臓を見るとやはり癌は少し大きくなっていました。

 

 その時から始まったのが、カボメティクスです。この薬は、癌細胞はどんどん増殖するために栄養が必要です。その栄養を得るために、すでにある血管から新しい血管を引き込みます。これを新生血管と呼びます。この新生血管をブロックするのが、この薬の作用です。

 

 これ以外に、漢方薬の活血化瘀剤2種、元気を出して、下痢を止める補気薬を飲んでいます。

 

 それとわかめなどに含まれるフコキサンチンという食品を友達に勧められて飲んでいます。

(どんな物か知らずに飲んでいました。薬剤師にあるまじき行為?)

 

 こんな事書いていいのかわからないんですが、ネットにフコキサンチンの研究が出ていたので。あくまでも研究です。

『京都府立医科大学や鹿児島大学では、フコキサンチンによる十二指腸癌・ヒト神経芽細胞腫・肝臓癌・前立腺癌のアポトーシス誘導や腫瘍細胞のG1期細胞周期停止が報告されている。
国立がん研究センターでは、皮膚・十二指腸癌における抗腫瘍作用、京都大学では、フコキサンチンの抗血管新生活性およびアポトーシス誘導。
北海道大学大学院 水産科学研究所や金沢医科大学 病理学部、食品総合研究所では、ヒト前立腺癌細胞におけるアポトーシス誘導や結腸癌細胞のアポトーシス誘導。
ヒト前骨髄性白血病細胞へのアポトーシス誘導が報告される。
神戸大学大学院農学研究科では、結腸癌細胞の増殖抑制、ヒト肝癌HepG2細胞の細胞周期G0/G1期での停止による癌細胞の抑制などが報告されている。』
(私が、論文を読んだわけではありません。表題を見ただけです。)

 

 ただし、医薬品ではないので、研究されたものと日本で流通している物が同等のものかわからないですから、あくまでも参考です。(私が飲んでいる物も含めてです。)

 

 これら以外は循環器から出ている心臓の薬です。

 

 4月からはこれだけなんです。

 

 いろいろと私には合っていたんでしょうね。

 

 もしかするとですが、このコラムを読んで同じものが飲みたいと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、漢方薬はありますがフコキサンチンは扱っておりません。(今まで言われたことは1度もないですが…、どうしてもの時は相談してください。実は私も買ってないんです。貰ってます。高級らしいですが…

 

 何となくですが、もしかすると効いたのはこれかな?って感じはありますが…


昭和堂薬局 | 2025年9月6日

 

腫瘍がさらに小さくなりました!

 今日、造影剤を入れてCTを撮りました。

 

 前回は小さくなっていましたが、小さくなり続けるなんてそれほど無いだろうし、薬も分子標的薬で血管新生を抑制してがん細胞に栄養が届かない様にしているだけなので…

 

 今まで、何回か手術の話が出てはまだ早いと言うことになった原因が腎臓静脈への癌の浸潤でしたが、それも無くなっていたんです。(これがあると手術の時、血管の処理が厄介なんだそうです。)

 

 漢方はずーっと飲んでます。それとフコキサンチン!

 

 何が良かったんでしょう。(自分ではフコキサンチンなんじゃないかと…)

 

 ということで、医局のカンファレンスで検討してもらって、10月に手術の可能性が出てきました。上手くすると1週間で退院できるそうです。

 

 術式は、腹腔から「ダ・ビンチ」という手術ロボットでやるらしいですよ。(ドラマみたいですよね)

 

 あとは心臓が持ってくれればですね。(これも検査の数字は、よくなっています。自覚的には、それほど、やや良くない?)

 

 癌が取れたら、それで初めて完治と言うんだそうです。(薬で腫瘍が見えなくなっても完治とは言えないそうです。)

 

 さてどうなるでしょうか…


昭和堂薬局 | 2025年9月4日


横浜ポルタ内にある漢方薬局。あなたの健康な体を取り戻すお手伝いを致します。