2月4日に”たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学”で「健康寿命の秘密が解明!老けないカラダを作る”新事実”大公開SP」と題し、血管を若く保つ善玉ホルモンであるアディポネクチンが紹介されました。
番組でも紹介されていますが、老化を研究する研究者から長寿の人たちのアディポネクチン血中濃度が高いことが報告されています。このアディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、数年前にメタボ検診が始まるころに話題になったホルモンです。このホルモンは、太ってしまい脂肪がたまっている脂肪細胞では分泌量が減ってしまい、逆に炎症を起こしたり、血栓形成を促進したり、血圧をあげてしまう物質を分泌するようになります。そして、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病になりやすくなるのです。
番組でも言っていますが、長寿の人たちは若い頃から体型が変化していません。肥満の長寿者は見たことがありませんよね。人間は豊かになり、栄養の豊富な食事ができるようになったことで寿命が延びました。しかし、現在は食事が豊富になり過ぎてしまい、多くの方が肥満になってしまっているのです。また、便利ですぐに口にできる食事が開発され、インスタント食品や加工食品がたくさん利用されています。加工することにより失われる栄養素もありますし、安価につくるために全く違うものから作られるフェイク食品までが出回っています。
これからの時代は食に対する正しい知識を持って、自分の体を守っていく必要があります。食事をする時、私たちは「いただきます」と言いますが、これは食べ物から命をいただきますということです。命がもらえそうにないものが本当の食事なのでしょうか。
肥満の研究は進歩しています。肥満になるとどんなことが起こるか、ずいぶんわかってきています。正しい知識と少しの努力でメタボを解消して、自分の健康寿命を延ばしてみませんか。
当店では、肥満解消のご相談を承っております。お気軽にご相談ください。