にきびって気になりますよね。ジジイの私でも顔にできると気になりますから…
特に思春期の10代後半ではできやすく、みなさん経験している人多いですよね。
最近は、大人のにきびも増えています。
にきびの主な原因は、アクネ菌である事は有名です。但し、このアクネ菌は、通常我々の皮膚にいる菌なのです。皮脂が多くなったりすると増殖して、炎症を起こしてしまうのです。
漢方的には、赤いにきび、黄色いにきび、白いにきび、紫のニキビがあります。
赤いにきびは、炎症が強く、生理前後でひどくなりやすく、便秘気味で、口が渇く、イライラしやすい、目の充血などがあり、脂っこいものや甘いものを好みます
黄色いにきびは、赤く腫れて化膿しやすいにきびです。熱症状が強く、暑がりで、のぼせやすく、イライラして、女性はおりものが黄色くなります。赤にきびの人達よりも更に脂っこい食べ物や甘いジュースを好みます。
白にきびは、呼吸器や胃腸の弱い人に多いにきびです。元々胃腸が虚弱で風邪をひきやすく、元気のない人に多いにきびです。
紫のニキビは、血液の巡りが悪く、老廃物が溜まりやすい人達のにきびです。治しにくく、跡が残りやすいです。
人によっては、単純ではなく、いくつかのにきびが合わさっている人もいます。また、にきびは、治しにくいものが多く、漢方薬だけではなく、生活習慣や食生活の改善も非常に重要です。特に、不規則の生活や寝不足、脂っこい食べ物や甘い食べ物は少し控えるようにしましょう。
簡単に書きましたが、にきびの治療はそんなに簡単ではありません。何種類かの漢方薬を組み合わせて治療することになります。しっかり治さないと繰り返し起こってしまったり、跡が残ってしまうので早めに治すことをお勧めします。