『昭和堂薬局』

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同い年の同業者が…

 ここ、10年くらいは、全然会ってないかったんですが、個人的には大学を卒業してすぐに知り合い、当店のOBでもあった人が亡くなっていた事を知らされました。

 

 突然らしいんですけど、詳細は分からないんです。直前は、体調は良くなかったみたいですが、それ以前は、元気だったらしいです。

 

 それを考えると、癌とかじゃないですよね。(心臓?)

 

 自分もそうだったけど、体調悪くなると自分で何とかしようって思うんですよ。それで、後手後手になっていくんですね。(やや自分もそうでしたが、でも何とかここまでこれました。)

 

 病気の種類によっては、後手後手になるのが命取りになるんですね。

 

 元気なうちから、体のケアをしていく必要があるんですよね。きっと

 

 私も、若い頃、薬業界の年上の人達を見ていて、60歳を過ぎると病気になる人が増えるなぁと思っていました。お客さんにもいってたんですけどね。

 

 「60歳過ぎると病気増えるから、養生しよう!」って

 

 私も自分では、気を付けているつもりだったんですが… 漢方も飲んでましたし、血管を守ような活血薬や補腎薬です。免疫系も入れていれば…

 

 今から将来に向けて何を飲んだらいいですかって聞かれたら、血管・免疫・抗老化のものっていうかも⁉️


昭和堂薬局 | 2024年11月30日

 

只今、点滴治療中

 今日は、朝から病院で血液検査、尿検査その結果を確認後、キートルーダの点滴治療中です。

 

 化学療法の部屋は混んでますねぇ。

 

 癌の患者さんが多いんですね。

 

 抗がん剤の方は、何時間もかかるし大変そうです。この部屋で点滴中に食事したりするんですよ。

 

 それ以外にも、細胞毒性があるため、いろいろ気を使うようです。

 

 私の薬はチェックポイント阻害剤で、抗がん剤と違い細胞毒性もないし、抗がん剤にあるような吐き気や脱毛などの副作用ないので、やや気楽です。

 

 でも、病院では癌に使う薬はみんな一緒の扱いだし、看護師さんも薬についての理解が乏しい気がする。

 

 医師から薬の説明を受けた際、家族が誤解するケースもあるようです

 

 最近は、チェックポイント阻害剤などいい薬が出て来ています。 一昔前の癌は死んでしまう病気っという感覚が、だいぶ変わってきたような気がします。

 

  点滴すると、トイレ行きたくなるんだよなぁ。(この部屋のトイレは、抗がん剤がおしっこで出るから2回流すように言われるんですよ。)

 

トイレが近くなるのは、水分を血管に入れるからでしょうけど…

 

  色々な薬が出てきたので、今やっているまたはこれからやる薬を理解して、補佐する、副作用を軽減する漢方薬などを選んでいく必要がありますね。


昭和堂薬局 | 2024年11月27日

 

癌はどうして増えているんだろう?

 日本人の2人に1人が、一生のうち1回は癌になるっと言われています。

 

 また、男性の43.4%、女性の25.3%は、生活習慣や感染が原因で癌が起こるとされています。

 

 そもそも、癌は、自分の遺伝子の突然変異で発生します。この為、「遺伝子の老化」が原因と表現されたりします。

 

 元々、自分の正常細胞から発生しているので、自分の免疫細胞が認識しにくかったりします。それにプラスして、人間の寿命が伸びたことにより「遺伝子の老化」、「免疫細胞の老化」などが重なって、癌に罹患する率が上がったこともあると思います。

 

 癌に影響すると言われている物には、喫煙、飲酒、食物・栄養、身体活動(運動など)、体格(肥満など)、感染、化学物質、ホルモンなどが挙げられます

 

 予防のためには、上に挙げた項目を見直していく必要があります。(しかし、私も含めて、ほとんどの人は、なってから改善する場合がほとんどだと思います。)

 

 その人の環境的(経済的)な要因も大きく作用すると思います。

 

 便利で清潔な環境が好まれるこの世の中で、自分が口にしているものやCMなどで流れている消毒液の噴霧などなど、考えてみて欲しい物や事って意外とある気がします。

 

 2人に1人が癌になるのです。以外と自分は関係ないと思っているかもしれませんが…


昭和堂薬局 | 2024年11月16日

 

前回の続きです。

 前回の続きです。

 

 「点滴、内服が再開しましょう」と主治医に言われたんですが、よく考えると、治療が一時中止になったのは、血液検査のデータが問題になったんだから、血液検査で下がったことを確認してですよね。

 

 血液検査のデータの問題ではなく、それを理由に手術がしたかったのかなぁ⁉️

 

 一時、幹部に違和感を感じていましたが、今はそれほど感じなくなりましたが、お腹や腰のあたりが痛くなったりすると気にはなりますね。

 

 癌が小さくなったと言ってもある事はあるんですから、なんとか見えなくなるまで頑張りたいです

 

 以前、肺に怪しいものが見えていたんですが、それはすっかりなくなりました。

 

 なんとか、重篤な副作用が出ないようにしないといかませんね。


昭和堂薬局 | 2024年11月12日

 

店主が癌になった。No.5

 本日(11月6日)、受診して来ました。

 

 私の希望が叶い、再びインライタの内服とキートルーダの点滴を再開することになりました。

 

 医局のカンファレンスで、もう少し小さくした方が良いのではっという事になったらしいです。

 

 どんな風に、薬の再開、オペの先延ばしに話を持って行こうか考えていた私としては、やや拍子抜け

 

 自分で飲んでいる漢方薬(サプリの含む)以外は使っていなかったので、やや不安だったことと、気にするとなんだか癌の存在を感じてしまって…

 

 自分としては、漢方などやれる事はやっていると思っているんですが、なんとなく不安な3週間でした。(以外に弱い自分を見ました。)

 

 お客様には、励ましの言葉をかけているのに…

 

 今回、腫瘍の画像欲しいと言ったんですが、「転院など特別な理由がないとあげられない」と断られてしまいました。

 

 もらえたら、皆さんにどれぐらい小さくなったかお見せしようと思ったんですが…

 

 また、状況報告をいたしますんでお楽しみにしてください。

 


昭和堂薬局 | 2024年11月6日

 

冬の養生法

東洋医学では四季それぞれの特徴にあった養生法を考えます。
 季節に背くようなことをすると、それぞれの季節に応じた病気に繋がると考えられています。

 

 冬は厳しい寒さで陽気が抑えられ、陰気が盛んになる季節です。万物が静かに落ち着いている「陰」の季節は、早寝、遅起きをし、活発な活動でエネルギーを消耗することは避け、「蓄える」ことを第一にゆっくり過ごす季節です。また、冬の寒さは自然界の邪気「寒邪」となって身体に侵入し、さまざまな不調を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。寒邪の侵入によって身体が冷やされると、カゼ、関節の冷えや痛み、四肢の冷えなどの症状が現れます。

 

人体の五臓の中で、冬と関係が深いのは「腎」
  「腎」は人体の生命活動を維持する栄養物質である「精」を貯蔵し、全身に精力を与えて根気を生み出します。また、免疫力や防衛力の要であり、心身の成長発育を促す働きがあります。同時に、生殖活動を生み出します。つまり腎は人体の生命活動を維持するエネルギーを蓄え、全身にこれを供給し、健全な働きを維持する役目を担っているのです。そのため、腎が弱ると、生命エネルギーが衰えて気力、体力も低下し、活動量も落ちてしまいます。

 

 もうひとつ重要な働きが、腎は体内の水分を蓄え全身に分布させ、尿を生成し排泄して水分代謝を管理しています。さらに腎は、骨と髄の成長発育と密接に関係しその異常は、その窓口である耳に表れます。古典では、「腎気は耳に通じ、腎和すればよく五音を聞く」(霊枢脈度篇)とされ、腎と耳が密接な関係にあることを説明しています。

 

冬は「鹹味(かんみ)」(塩辛い味)が必要!
 冬は腎臓が一番働く季節と述べましたが、漢方で言う「腎」を助ける味、冬に必要な味は、「鹹(かん)」という味で、これは塩辛い味です。腎臓を助ける味は「ミネラル」であると漢方の世界では言われています。現在の食塩・純度の高い塩化ナトリウム(NaCl)の味を指すのではなくて自然のミネラルを含む塩と考えたほうがよいようです。

 

 寒さの厳しい北海道・東北と一年を通して暖かい南九州・沖縄の食生活を比べると、大きく異なるものの1つが塩分の摂取量です。北国では味噌やしょうゆの塩分濃度が高く、漬け物や佃煮、魚の塩漬けなど保存のためにも塩をふんだんに用いた郷土料理がたくさんあります。それは、塩気の多い食べ物には、体を温める作用があるからです。血液内の塩分濃度が高まるとエネルギーの燃焼作用が盛んになり体温が上昇するのです。塩分の多量摂取は寒さに耐え、体が冷えるのを防ぐための人間の知恵なのです。冬に弱りやすい腎を補うのも、塩をはじめ味噌やしょうゆなどの塩辛い味である鹹味の食材です。鹹味は大小便の排泄に不可欠な味であり、「腎・膀胱」の機能を補い泌尿器の働きを助けて、体内の水分代謝を調整する働きがあります。腎気を養い、骨髄を丈夫に保ち衰えたエネルギーを回復するためにも無くてはならないものです。ほかの食物では取れないナトリウム、マグネシウム、亜鉛等のミネラル類の補給源でもあるのです。

 

 ところが、現在では塩分が必要以上に敵視されています。「高血圧に塩は駄目じゃないか!」といわれます。しかしながら、天然塩を代表に、バランスの取れたミネラル塩や醗酵物の塩を適量取るには問題はありません。むしろ化学薬品のような塩化ナトリウムを食塩として取ることが問題なのです。天然塩の中には、苦汁(マグネシウム)が入っており、これは心臓を守り助ける苦味となります。化学薬品の塩化ナトリウムの鹹味だけに較べ、天然塩は鹹味に苦味が入ることにより血圧を上げにくくするのです。

 

 また鹹味には、硬いものをやわらげる作用があり、体にできたしこりを解消する効果もあります。昔の人は肩が凝ると入浴時に塩を肩にすり込んだそうです。北国の人々は、「寒邪」によって血管も毛穴も収縮し、水分代謝をコントロールするために、「腎」に過剰な負担がかかります。それを防ぐために、体を温めて腎を保護する鹹味の食べ物を必然的に多く取り入れてきたのです。


昭和堂薬局 | 2024年11月5日


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