最近、”体温を上げると健康になる”と言う本が流行り、生姜が流行っているようですが、生姜には体を温める作用があるためですが、それとは別に、おなか周りの肉を取ると言う触れ込みで、漢方薬の防風通聖散がものすごく売れているようです。この漢方薬は熱を取る薬で、体を冷やします。なんとなく、疑問に思いませんか?
一般の消費者の中には両方飲んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
最近の日本人は、1年中冷たいペットボトルのお茶を飲み、夏でも冷房で体を冷やし、体を冷やす夏野菜を冬でも食べ、挙げればきりがないくらい体を冷やしていることは事実です。
しかし、人間にはいろいろな体質の方がいるのですから、どんな体質なのか知らなければ流行りやコマーシャルだけで使うのは非常に危険だと思います。
特に、漢方薬の方は薬です。漢方だから副作用がないなんて思っている方が多いようですが、間違いです。
自分が健康のためにやっていることが逆効果なら大変です。自信のない方は、専門家に相談してみることをお勧めします。